テイストを選ばず空間に馴染む、ミニマルで凛と美しい佇まい。
隠しキャスターで自由に動かせて、座れば固定される便利な仕様。
美しい洗練されたデザイン日本の「違い棚」から着想を得てデザインされたシリーズ。
角部分は伝統技法・留め加工で丁寧に仕上げられています。
留め加工とは45度に切り落としたパーツ同士を接合する加工のことを言います。
留め加工にすることで接合部の溝が目立たなくなり、すっきりとした美しい見た目にすることができます。
留め加工がもたらすメリットは大きい一方で、その加工には大変な技術を要します。
アリニートシリーズは家具職人が1本1本丁寧に手仕事で仕上げています。
デスクとのデザインバランスを考えて開発されたスツール別売りのデスク下に入るようにシリーズ設計されています。
スツールの機能について隠しキャスターがついており、スムーズに動かすことができます。
座るとキャスター部分が下がり固定されるので安心して使うことができます。
ベッドサイドやソファサイドのミニテーブルとしても使えますし、お花やグリーンなど、趣味をディスプレイする台としても便利です。
デザインストーリー貴族から武士の時代へと移り変わっていった室町時代に、"新しい"住宅様式として"書院造"が登場しました。
現代の和室や和風住宅にも多くの要素が受け継がれている"書院造"には、重要な構成要素として、床の間、違い棚、付書院、帳台構といったものがあります。
これらの要素は、それまでスタンダードだった豪華絢爛な寝殿造から、情勢や暮らしの変化に合わせ、より実用的なものへとアップデートされたものばかりです。
他にも雨戸、縁側、玄関といった今でも馴染み深い要素も書院造が発祥となっています。
そんな書院造の"違い棚"という要素から着想を得て、時代に合わせて変化してきた用途やデザインを"現代の暮らし"に落とし込むことで、日本の伝統的な文化を感じ、伝えていくことができる"インテリア"として生まれました。