吉兆をもたらす果実をまとって神仏が手にしている「持物」には、不思議なご利益がある「果実」が存在します。
今回は、鬼子母神、孔雀明王、千手観音が手に持っている、それぞれの果実をモチーフに、吉祥の予感をまとうことができるブローチを作りました。
精巧に表現された果実の造形と、アンティーク調にゴールドメッキされたブローチは、装いのアクセントに◎。
新年を実り豊かに始める門出のアクセサリーとして、ギフトにも最適です。
神仏が持つ「果実」のご利益◎千手観音が持つ「薄桃(ほとう)」薄桃は人間界ではブドウのこと。
たわわに果実を実らせる事から、自然の恵みを得て、五穀豊穣のご利益があるとされ、古くから神秘的な意味を持つ果実として尊ばれる。
◎孔雀明王が持つ「俱縁果(ぐえんか)」倶縁果は孔雀明王の持物。
人を健康にする果物で、レモンなどの柑橘類のような見た目だという説がある。
◎鬼子母神が持つ「吉祥果(きっしょうか)」吉祥果は鬼子母神の持物で、柘榴(ざくろ)のこと。
子孫繁栄の象徴として縁起の良い果実と伝わる。