普通のお茶碗とは違います。
手にとって見ると薄さは驚くほどで、手にして、その軽さにまた驚きます。
手のひらに沿うように角度が緩やかで、広がるようなゆったりとしたお茶碗は、ご飯を盛っても内側の絵柄を楽しめます。
優しい食卓に平茶わん J-7は、落ち着いた色味のピンク色にブラウンの一本線が描かれたお茶碗。
一方G-21は、凛とした深い紺色の地の上に同じく一本線が描かれています。
シンプルなデザインの中でラインが際立ちます。
お茶碗の表情が違って見えるから不思議です。
どこか懐かしさすら感じる、優しげなお茶碗です。
この平茶わんは、試作から10年の時間をかけて食べやすさと使いやすさの追求から生まれています。
少し大きめなので、ご飯だけでなく、煮物の盛り鉢や鍋の取り鉢、フル-ツやアイスクリ-ムなどのデザ-ト、さらには花器として使うなど、自由な発想でお使い頂きたい器です。
デザインは、日本を代表するプロダクトデザイナ-森 正洋さんが手がけました。
1956年に白山陶器デザイン室に入社。
「日常生活で、使う器を考え.