ぴかぴかと美しく光る、東屋(あづまや)のお盆。
来客時にお茶やジュ-スでおもてなしする際に、目に付くことの多いキッチン用品です。
真鍮のお盆は、プラスチックやガラスにはない、その人だけの味わいに変わっていく魅力があります。
経年変化を楽しむ、日常使いのお盆他の人が持っているものや使っているものが気になるのは、その美しさだけだなく、経年変化にその人の暮らしが垣間見えるから。
今回ご紹介する
【お盆 小】も、使っていくうちにアンティ-クのように味わい深い変化が生まれます。
東屋のお盆は、坂見工芸という"へら絞り"を得意とする工房で、ひとつひとつ成形し、磨き作られています。
へら絞りとは、金属板を回転させ、へらと呼ばれるロ-ラ-で回転する型に金属板を押しつけ、筒状に成形してゆく方法です。
金属の堅さ・柔らかさや成形したい形によって絞る力を調節しなくてならない為、職人の熟練された感覚と技術が必要になります。
素材は真鍛がベ-スになっており、金色のものは素材そのまま。
革や器が時間とともに深みを増すように、金.