細い絵筆で丁寧な絵付けがほどこされ、白い余白を活かした九谷焼の器。
懐かしく優しい絵柄でありながら、どこか九谷焼きの新しさ感じる器は、私達をほっとさせてくれるデザインです。
盛り付けを楽しむ器涼しげな青の絵付けが美しい「つばめ皿」には、中央に小さなつばめが描かれています。
春になると訪れるつばめは、家の軒下に巣を作ることも。
巣ができた家は繁盛するという言い伝えを持つように、私達の暮らしに身近な小鳥です。
毎年同じ巣に同じつがいで帰り、古くからその愛らしい姿とともに、長寿と富貴と恋愛をもたらす、春の使者として親しまれてきました。
そんなつばめのスト-リ-を感じさせる器は、結婚や引越の贈り物としても喜ばれそうです。
楕円形のつばめ皿は、焼き魚のような和食にも、マリネやラタトゥイユなどの洋食にもよく合います。
ちょっとしたパスタの盛り皿としてもおすすめです。
九谷焼の魅力開業明治42年(1909年)の宮本泰山堂(みやもとたいざんどう)。
泰山窯は、石川県小松の地で、古九谷の本流伝統と言われる色絵磁器を中心.