暖かさを俄かに感じる頃のその記憶を蘇らせてくれる梅の器。
四季を表現した絵付けと釉薬の表情豊かさが魅力の、西川貞三郎商店の器の中でも抹茶碗 紅白枝梅は、熟練職人が一筆一筆丁寧に描いた梅の花の絵が美しい貫入が入った器です。
淡く薄い色彩は、やわらかく優しい風合いで見ているだけで和やかな気持ちになりますし、丁寧に絵付けされている器を感じる内側に入った白の梅。
器の下部ではろくろ目と釉薬の境目を梅の色を引き立てるように魅せるという逸品。
梅のおっとりとしているようで、まだ寒さ残る季節に凛と咲く美しさから、日常を丁寧に暮らすために取り入れたくなる器です。
伝統に手を加えて愉しむ「かより」シリ-ズこちらの抹茶碗 紅白枝梅は、清水焼きの新しい愉しみ方を提案する西川貞三郎商店の「かより」シリ-ズの器です。
古くから受け継がれてきたものに、少し手を加えたり組み合わせたりすることで、新たな愉しみ方を見つける。
そんな豊かな遊び心も京都が長い歴史の中で培ってきたものの一つで、いつの時代も人の暮らしや営みに華やかさを.