光沢のある生地にクラシカルな木製ハンドル、見た目にも美しく機能的な16本骨。
思わず開いて眺めたくなってしまうようなジャパンメイドの傘、甲州織 長傘 かさねをご紹介します。
雨の日を華やかに彩る伝統ある甲州織の生地を使用した、甲州織 長傘 かさね。
甲州(山梨県)で織られた先染めの高級織物で、西陣織と並び称されるほど、高い品質と美しさを誇る生地。
閉じた状態でも甲州織ならではの品の良さを感じる傘ですが、広げるとよりいっそうその美しさが際立ちます。
というのも、外側と内側が異なる2色で彩られており、それが「かさね」というネ-ミングの由来になっているのです。
表裏で異なる色の糸を使用しており、裏面の糸がわずかに表面にも顔を出します。
この色の重なりによって、単色織とは異なる深みのあるカラ-を演出しているのです。
裏側の色味によって顔色をきれいに映す効果も計算されています。
閉じて品良く、開けば鮮やか。
そんなさりげない演出が雨の街を彩るなんて、なんだか粋ですね。
デザインだけでなく、設計と素材選びにも余念が.