【香りについて】 不器用で、たくましい男性へ向けたクラシックなパルファムを調香するというアイデアからはじまりました。
ピエール・ブルドンの当初のアイデアは、アンジェリカエッセンスによるメンズパルファムを開発することでした。
当時、ジャン＝クロード・エレナが既にこの困難なテーマに取り組みその作品「アンジェリーク スー ラ プリュイ」がフレデリック・マルのコレクションの中でも、人気を博したことから、この困難なチャレンジは彼にとっても、とてもエキサイティングなものでした。
ベースの香りが纏う人の肌になじみ香り立ちます。
そしてアンジェリカ、ピメント、ガルバナムの存在感を支えるように寄り添います。
【香りのノート】 Top：ピメント、アンジェリカ、ジュニパー Base：パチュリ、ベチバー、フランキンセンス
【調香師について】 ピエール・ブルドンは政治学の学位を取得したのちに、大きく方向転換をし、グラースにあるルール・ベルトラン・デュポン社の調香学校に入学します。
そして、フレグランス界に於いて最も偉大な調香師の一人である、エドモン・ルドニツカの唯一の弟子として学びます。
彼の調香師としてのキャリアは70年代にパリのルール社で始まり、1980年代には〈ダビドフ〉の「クール ウォーター」でフレグランストレンドに革命を起こします。
今日、ピエール・ブルドンは彼の世代における最も革新的な調香師として知られています。