土練りから本焼きまで、細部にまでこだわる職人の手仕事 「作山窯」は、1952年から続く岐阜県土岐市駄知町の窯元で、美濃焼きの産地として知られる山間の小さな町にあります。美濃焼きの伝統と技術を踏まえ、現代感覚を取り入れつつ、素朴さ、使いやすさ、土の温もりを感じられる「うつわ」を一つひとつ手作りしています。土練り、成形、乾燥、素焼き、釉薬、本焼き―これらの工程すべてにおいて神経を研ぎすませ、細やかに取り組むのが「作山窯」のスタイル。美しい仕事から美しい器が生まれ、その器からは美味しい笑顔が生じます。荒土を用いたダイナミックなフォルムでありながら、表面には土と釉薬と炎が創りだした繊細な"かいらぎ"という無数の細かなひび割れや黒点が、単に粗野ではない見応えのある、充実した佇まいを演出しています。
価格は¥4,400円