生産者のルピテは、ブルガリア南西部・ストゥルマ渓谷中心部に1994年に設立されたワイナリー。生産はヴィンテージごとの様々な条件に忠実に則り、収穫はぶどうが完熟した時点で全て手作業で行い、畑ごとにそれぞれのユニークかつ貴重なテロワールを尊重して別々に醸造しています。ブルガリアは、紀元前1000年から800年の間に存在したトラキア人(ブルガリア人の祖先)がワイン製造をしていたという文献が残っているなど、歴史あるワイン産地です。1991年に国営だったワイン産業は民営化され、高品質なワイン造りを行うワイナリーが増加。さらに2007年のEU加盟によって最新の醸造技術が流入し、技術も格段に進歩しました。輸出量も大幅に増加し、近年は近代的なワイナリーが多く設立され、高品質なワインを生み出す生産者が増えています。日本でも、ブルガリアワインの評価と存在感は高まっており、注目の産地となっています。
価格は¥1,210円