ここ数年、和製クラフトビールの人気が高まっているが、それに続いて昨今、じわじわと注目を集めているのが和製クラフトジンだ。平成26年に日本で初のジン専門蒸留所が京都に設立され、以来、大手メーカーや老舗酒蔵が続々とジンへの参入を表明し、さまざまな和製クラフトジンが登場している。その特徴は、ベースに焼酎や泡盛を使用したり、風味付けに地元産の山椒や柚子といった日本のスパイスや、玉露、煎茶、桜や檜などのボタニカルを使用している点。どれもジンが造られた土地の風土が感じられ、繊細でありながら華やかな味わいで、和食とも相性がいいと評判が高い。今回は佐賀県・鹿島にある「光武酒造場」の1本。ボタニカルをエレメントごとに分けて浸漬させ、蒸留後にブレンドして仕上げているため、独創的なフレーバーと複雑な味わいを楽しめる。赤鳥居オリジナル 【佐賀県】九州多良岳山系の伏流水を使用。ジュニパーベリーのほか、杉、柑橘系など5種類のボタニカルを使用している。
価格は¥1,980円