心が穏やかになる美しい色が魅力の、津軽びいどろの「七里長浜」シリ-ズ。
七里長浜とは、青森の美しい自然のなかに七里(約28km)も続く長い長い砂浜のことで、この深みのある緑色は、七里長浜の砂を加えることで生み出された色なのだそう。
一度は絶版になったものの、伝統的な宙吹きという技法を次の世代に引き継いでもらいたいという職人の想いによって復刻したシリ-ズで、青森でしか作れない色と姿をもつ工芸品なのです。
津軽びいどろの「はじまりの色」今では100以上の色を操る津軽びいどろですが、そのはじまりは、ひとりの職人がたまたま七里長浜の砂を原料に加えたことがきっかけでした。
砂を加えたことで無色透明なガラスが、偶然にも深みのある美しい緑へと色づいたのだそう。
どこか懐かしさを感じるこの色ととろんとしたフォルムからは、手仕事のぬくもりも感じられます。
冷酒用にはもちろんショットグラスとしても、和洋問わず使いやすい盃。
ゆっくりと自宅でお酒を楽しむ時間にはもちろん、美しい自然とともに七里も延びていく砂浜の様子を.