御幣(お祓いの道具)とお神酒を持つ神主さんになった犬の絵が描かれた盃は、上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)の戌年限定柄。
腰にぶら下げたひょうたんと、2本の足で力強く立つ後ろ姿がなんとも愛らしい絵柄です。
犬が好きな方にはもちろんのこと、身近な動物の絵柄の盃はなんとも愛らしく、お酒の時間がより楽しめそうです。
また、湯呑は、60年描き続けている上出長右衛門窯(かみでちょうえもんがま)の「笛吹(ふえふき)」柄のアレンジ。
こちらも戌年限定柄。
舌を出して喜ぶ犬の絵柄が日本の素朴絵のようで、なんとも愛らしく、お茶の時間がより癒される湯呑です。
こうした素朴絵は、室町時代から庶民のために禅画や俳画で描かれてきた歴史もあり、昔も人々の暮らしに親しまれてきました。
どちらも職人の手描きのもので、細筆で一本一本細く均一に引いている熟練の技を感じます。
九谷の老舗ならではの細かな模様、絵付け部分によっては、色の濃淡が美しく鮮やかな色使い繊細さを感じることが出来ます。
新年のご挨拶など、贈りものとしても記念に.