人と人が手を合わせて寄り添っているように見える炭谷三郎商店(スミタニサブロウショウテン)のブックエンド・友情。
1970年頃にクラフトデザイナ-馬場忠寛氏によりデザインされたこの本立ては、一見シンプルなのに、滑らかなカ-ブで形成される斬新なフォルムは見ていて飽きず、この作品に込められた想いについても考えたくなります。
鋳物の重厚感がありながら、味のある色合いと凹凸の程よい肌触りからは素朴で優しい表情が感じられる、2個組で1セットのブックエンドです。
南部鉄器とユニ-クなデザインの組み合わせこのブックエンド 友情は鉄で作られた南部鉄器です。
南部鉄器とは17世紀ごろから岩手県盛岡市と奥州市で作られてきた鉄鋳物のこと。
道具としての丈夫さを十分に感じさせる質感や、手に持った時の重量感。
そして使うほどに増して行く風合い。
鋳物にはいろいろな魅力がありますが、この南部鉄器は水分に強くて錆びにくく、急須や鍋のなどの水を入れることが必須な道具が作られているほど。
また、2代、3代と末長く愛用できるほどの丈夫.