桐箱に納められ、和紙で包まれたまっさらなおくるみ。その名は十月十日布(トツキトウカフ)。コットンは、種から綿糸になるまで赤ちゃんがお母さんのおなかで一緒に過ごす月日と同じだけの時間が必要です。育てた日数が同じなだけ、大切な赤ちゃんを包むのに使ってもらいたいという思いから作られたおくるみ。素材の棉糸は『ヤマトタカダノヒカリ』という名で、世界の良質なコットンの基準を満たし、高く評価をされる信頼の出来るものです。棉糸栽培を成功させ、製品化するのに、約7年の歳月が費やされました。 「大量生産できるものではなく、限られた素材と手仕事だからこそ、必要とされるものを作りたい」 「この素材であるべきものは何か」という答えが肌の弱い赤ちゃんのためのものでした。 江戸時代から綿栽培が盛んな奈良の地で、百年前は綿卸を営んでいた村上莫大小(ムラカミメリヤス)。永年の経験と技術協力を活かし、日本製にこだわり、創造性豊かなモノづくりの中から、日々の暮らしを優しく、柔らかく包み込む製品を作ります。子供の成長によ.
価格は¥17,600円