江戸時代半ばから伝わる市松模様をあしらった酒器。シンプルながら飽きが来ません。 江戸時代から続く、ヨーロッパ伝来の技法による江戸硝子の歴史。東京の地場産業として長い歴史を誇り、透明度と高い加工技術で知られています。2014年には、国から伝統的工芸品として指定を受けました。ガラス職人は調合した原料を1400度の炉で溶かすと棹(さお)で巻き取り、ガラスの炎熱に耐えつつ、宙吹き成形、押し型成形、伸ばし成形などの技法で一気に作り上げていきます。機械物と一線を画す優美な形、和の情緒が漂う色あいが、見る人の感性を刺激します。近年は若手職人がデザイン性の高い製品を発表しており、工芸品としての地位がさらに増して高まっています。 【中金硝子】色被せ(いろきせ)硝子で知られる硝子メーカー。創業者である先代が考案した2色の硝子を重ね合わせて吹くポカン工法を継承し、発色豊かな現代にマッチしたガラス製品を製造しています。
価格は¥10,780円