風味豊かで濃厚な味わいの珍味。ふぐの身と卵巣を糠と酒麹で熟成・発酵させた石川県の伝統食です。 ふぐの卵巣と身を糠と酒粕に漬け、発酵させた石川県の伝統的味覚は、古くから食通を喜ばせてきた珍味です。本来ふぐの卵巣は毒を持っていますが、塩漬け1年、糠づけ2年の発酵工程を経ると、毒が消え美味な糠漬になります。天保元(1830)年創業、江戸時代は海産物問屋、後に糠漬の専門店に移行した『あら与』は百余年に渡り自然素材を用いた伝統製法でこの糠漬を作り続けています。糠・粕を落として薄くスライス。そのまま食べても、お茶漬けにしても絶品です。ねっとりした塩気、鼻へ抜ける芳醇な香り。『あら与』の嗜好の味がここに有ります。
価格は¥5,400円